HAYASHI REPIC

bergoz

IPCT
分解能10マイクロアンペア
非接触直流電流測定

型式 / 型番:IPCT

第4事業部へのお電話・FAXでの
お問い合わせはこちらから

Tel. 03-3918-5326

Fax. 03-3918-5712

概説

  • IPCTは、DCCT(直流電流トランス)です。
  • 82mm(3.23")の大きな開口部。
  • フルスケールは、+/-1mAから+/-20Aを工場であらかじめ設定。
  • +/-10Vアナログ出力
  • DC~3.8 kHz(-3dB)応答
  • 一次導線の位置に影響を受けない精度。
  • 100kA 4/10µsの放電に耐えます。
  • ホール素子に比べ100倍正確。
  • 一次導線多数回巻で感度増強。

動作原理

IPCTは、1969年にK.ウンザー氏がCERN(ヨーロッパ素粒子物理学研究所)で発明したDCCTの原理に基づいて作動します。
トロイドセンサーを流れる電流のDC成分は、フラックスゲート、または第2高調波検出器とも呼ばれる磁気モジュレーターで検出されます。AC成分はActive Herewardトランスフォーマーで検出されます。
2つの回路は、共通のフィードバックループにカスケード接続され、一次電流フラックスを常にキャンセルする磁束を発生させます。IPCTの出力は精密抵抗器を通るフィードバック電流によって形成された電圧です。

測定事例

  • バッテリーの漏れ電流
  • DC、ACリターングラウンド電流
  • DC、AC漏れ電流
  • 微小電流
  • 大電流の微小差異
  • 高電圧時の微小電流
  • 電力管 電極電流
  • 静電コロナ放電
  • 電気化学的に誘導された電流
  • 予備電源充電

仕様

フルスケールレンジ +/-1 mA から+/-20A までの任意の値を工場設定。
オーバーレンジ 120%フルスケールまで動作。
飽和 >120% フルスケール
ダメージレベル DC:無限、AC:>20Arms
放電:>100kA 4/10µs
電圧アイソレーション 5 kV 一次導線、グランド間。ユーザーで絶縁体を追加することも可能。
分解能 下記、分解能の表を参照
リニアリティエラー <0.1% FS
絶対確度 +/-0.2% FS
キャリブレーション 外部電流印可可能
リップル 7 kHz、高調波振幅もあり。(下記リップルの表を参照)
バンド幅 DC~3.8 kHz(-3dB)(下記バンド幅の表を参照)
出力 +/-10 V バイポーラ、バッファー(20 mA max.)
零点調整 20ターン フロントパネルポテンショメータ
電源 +/-15V, 100mA
接続 フロントパネル上DB-9 オス
温度ドリフト <5μA/K
過負荷後安定 10ms max.
磁気感度 50μA/Gauss typ.
重量 0.5Kg

分解能、バンド幅、リップル

レンジ 分解能(1s integr.) バンド幅(-3 dB) リップル(7 kHz)
+/- 1 mA 1 µA > 150 Hz < 80 mVrms
+/- 10 mA 10 µA > 800 Hz < 70 mVrms
+/- 100 mA 10 µA > 3 kHz < 70 mVrms
+/- 2 A 30 µA > 3.8 kHz < 12 mVrms
+/- 20 A 200 µA > 2 kHz < 12 mVrms

接続

機能 ピンNo.
電源 -15V 4
電源 +15V 9
電源グランド 5
出力(-10Vから+10V) 2
出力グランド 7
オプショナル外部抵抗器 1
オプショナル外部抵抗器 6
校正巻き線+ 8
校正巻き線- 3

寸法

注文コード

IPCT-XXXmA 非接触直流電流計
フルスケール工場設定。任意レンジXXXmAから+/-20A

オプション

IPCT-0.01% リニアリティエラー <0.01% フルスケール
IPCT-CALCERT 校正証明書及びテストレポート付属
IPCT-PS-BNC 90~245V AC電源及びIPCTのBNC出力

PDFダウンロード

詳細仕様カタログPDF

関連製品

お問い合わせ

IPCT 分解能10マイクロアンペア 非接触直流電流測定
問い合わせ内容 必須
※複数選択可
お問い合わせの詳細必須

御社名必須
部課名任意
ご担当者(姓)必須
ご担当者(名)必須
メールアドレス必須
電話番号必須
※半角英数字ハイフンなし
郵便番号必須
※半角英数字ハイフンなし

プライバシーポリシーをご確認いただき、同意の上お問い合せください。